はじめに その1
はじめに その1
若いときには、両親や先生、あるいは職場の上司から注意されたり、何かを教わったりしても、反発をしたくなるものです。
私も親から新聞配達など家業の手伝いをさせられたりしていた時に「若いときの苦労は買ってでもしろ」と言われても素直に聞けず、反発したものでした。
青年時代というのは、もともと反発精神が強いものですから構わないのですが、親をはじめ、人生の先輩から言われた事を、頭の隅に置いておくことだけは、絶対に忘れてはなりません。
自分で人生を歩き始めるということは、海図もない大海に漕ぎ出していくようなものです。
そのとき、人生の先輩から教わったことが羅針盤(コンパス)として思い出されるような準備だけはしておくべきです。私がここで書いていることも同じことです。
若い皆さんの中には、反発を覚え、興味を持てないという方もあるかもしれません。
しかし、皆さんが仕事や人生の途上で障害に行き当たったときに、ぜひ私の話を思い起こしていただきたいのです。
なぜなら、これは私が仕事で苦しみ、人生で悩み、真剣に考える中で、学び取ったものだからです。皆さんにとって決して無縁なものではないはずです。
私がグランドホームフィロソフィーを作ったきっかけは、共同経営者がほしいという思いからです。
自分と同じような能力があり、会社を愛し、会社を守ってくれる人がほしいと思いました。つまり、私と同じ人間を作るためにフィロソフィーをまとめたのです。
自分と同じ気持ちの共同経営者を育てる為にフィロソフィーを教える。自分と同じ様な考え方、責任感を持った人間を育てたい。自分の分身を作りたいと思ったのです。
その為にフィロソフィーを伝授して部下を育成しようと思ったのです。フィロソフィーは共同経営者を創る為の哲学です。独立採算で、採算を見ることの出来る最小の組織に分ける。
皆さんがこのフィロソフィー、経営哲学を理解し、身につけなければ部門を任せられないと思ったのです。フィロソフィーとは哲学、つまり考え方そのものがフィロソフィーなんです。
そのフィロソフィーを社員と共に共有する。そうすれば社員の人生も変わる。フィロソフィーとは会社の考え方です。
心を一つに信じあえる仲間、集団をつくりたい。その為には経営の哲学が必要なのです。
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