6000人が信じれば信仰となる
6000人が信じれば信仰となる
どんな挑戦でも、みんなで手をつないでやっていきましょう。一人きりで砂漠を歩くのは心細いですが、手をつなげば怖くない。もちろん手を取り合って逃げ帰るのはダメです。横道へ入るならみんなで入る。一人が逃げ帰ろうとしたら、みんなで逃げ帰ることになってしまいます。試練には二つあります。一つは誘惑に直面したときに持ち応えることができるか。あなたの価値観が試されています。誘惑を前にしてどうするか。プレッシャーを感じたときに頑張れるか。
こういった試練を乗り越えたものだけを本当の価値観と呼べるのです。健康のために毎日ジョギングをしても、汗をかく程度の感じしかありませんが、重い病気にかかった時に、普段から体を鍛えている人とそうでない人ではずいぶん違うことになります。毎日のジョギングは価値観の試練に相当し、災難に遭う前から価値観を鍛えることになります。普段から鍛えてない人が突然災難に遭ったらもうおしまいです。生きていくことはできません。このプロセスを嫌がってはいけません。
グランドにはいったのですから、グランドの価値観、使命感、フィロソフィーを信じなければなりません。新入社員でも、幹部社員でも信じるだけでなく、日々の仕事でそれを体現しているかどうかが試されているのです。グランドが一番重視しているのは使命感、価値観です。他の会社と同じところも多くありますが、唯一違うのは将来われわれのDNAにしようとしている価値観なのです。
どうしてこの人はこうなのだろうなどと考えないようにして下さい。そう思うのなら、次の社長に聞いてみるといいですよ。言っておきますが、次の社長も同じです。その次もずっと同じです。絶対に同じです。これが私たちの必要とするDNAなのですから。今は94人ですが、10年以内にグランドは6000人の社員を抱えるようになるでしょう。少なくても6000人の社員と600人の幹部社員を有するようになります。この600人を採用し、育て、グランドのDNAを注入していきます。幹部社員を通じて、すべての社員へ価値観の体系を注入させなければなりません。
誰がグランドを世界一のディベロッパーにさせるのか。誰がグランドを全国制覇させるのか。誰がグランドを最も良い雇用主とするのか。少なくとも社長の机に到達するまでこの流れに沿ってくるべきです。私は永遠に楽観的な気持ちで辛い局面に対峙していきます。準備しましょう。楽しく仕事をするために、グランドはグランドの理想に沿って進みます。皆さんは新しいグランド人です。コーチングでは、グランドホームフィロソフィーを元にこういった精神、価値観、視野を継承していってください。倒れても、また起き上がればいいのです。
信じることができないことはとても辛いことです。6000人が信じれば、それはとてもパワフルなものになります。1人で信じるのはバカ、100人が信じるのはゴミ、でも、6000人が信じれば信仰になるのです。信じる心は私たちを前進させます。グランド人よ、一緒にいきましょう。幹部職員は必ずこの信じる心を携えていきましょう。
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