部下が成長してこそ、自分が成長できる その２
部下が成長してこそ、自分が成長できる その２
役職者たる者、部下への教育、指導により、部下を成長させ、自分の後継者を育てなければなりません。6ヶ月たってもあなたの代わりをする人が現れなければ、あなたの人の使い方に何か問題があるということであり、あなたは人を使えないということになります。幹部を養成する際に一定の学習精度を取り決めます。リーダーは部下の一番いいところを引き出さなければなりません。つまり、部下の長所を探すのです。もし本人も気づいていない長所を見つけることができたら、あなたは素晴らしいリーダーです。もし後ろから虎が追いかけてきていたら、あなたは想像以上のスピードで走れるでしょう。それはなぜか。虎に追いかけられているからです。すべての人に潜在能力があります。大事なのは、リーダーがその潜在能力を引き出せるかどうかということです。
NBAではベンチに12人座っています。補欠の人は上に行きたいと考え、自分はまだ足りないと考えます。試合にでている人の感じるプレッシャーも相当なものでしょう。
人生を楽しめ、エンジョイ
（狂ったように働いて、笑いながら帰宅する。
大統領に様に働き、王様の様に遊ぶ）
生きていくのは大変なことです。うまくいかなければ笑われるし、うまくやったら今度は真似されたり盗まれたりするし、色々理由をつけて訴えられたりする・・・・。しかしそれでも私はやっぱりうまくやるほうが好きです。狂ったように働いて、ニコニコ笑って仕事を終える、社員にはそんな風であってほしいと思っています。仕事を負担に感じて苦行僧みたいに生きてほしくないのです。笑顔のない会社は苦痛でしかありません。その人が優秀かどうかは出身大学なんて見る必要はありません。狂ったように働いて、笑いながら帰宅しているかどうかを見ればいいのです。
他者への感謝の心を持たない人は往々にして他人の苦痛に鈍感
恩に報いることが成功への道です。私が生涯大切にしている座右の銘は、「他人のよいところは覚えておけ。悪いところは忘れろ」であり、私の人格を形成した言葉でもあります。騙す人がずるいのではなく、自分の欲が深すぎるだけです。金は多すぎると価値をなくし、会社にとって危険になります。身にあまる大金は間違いのもとです。欲とは魔法の呪文のようです。魔法のランプ、きりがないと思った蛇は農夫を飲み込んでしまいました。欲深い人は何もかもを欲しがりますが、そんなことができるわけがないのです。何もかも欲しがって、あちこち追いかけても結局は骨折り損のくたびれ儲けにしかなりません。何を手にいれ、何を手放すか、それを知ることが最高の知恵です。すべての成功の影には大きな苦労が隠されているのです。
人生とは何かを経験することです。成功はどれほどの苦難を克服し、どれほどの災難を乗り越えてきたかであって、何を得たかではないのです。すべてを手に入れ、手放さないでいるのは不可能です。取り捨て選択しなければ、それに振り回されて疲れきってしまうばかりでしょう。見て見ぬふりをすることは良心が許しません。
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