自らを追い込む その1
自らを追い込む その1
困難な状況に遭遇しても、決してそこから逃げてはいけません。追い込まれ、もがき苦しんでいる中で、「何としても」という切迫感があると、普段見過ごしていた現象にもハッと気づき、解決の糸口がみつけられるものです。火事場の馬鹿力という言葉があるように、切羽詰まった状況の中で、真摯な態度で物事にぶつかっていくことによって、人はふだんでは考えられないような力を発揮することができます。
人間はえてして易きに流れてしまいがちですが、常にこれ以上後に退けないという精神状態に自らを追い込んでいくことによって、自分でも驚くような成果を生み出すことができるのです。
私は仕事を始めた頃、こういうことがありました。連日徹夜をして仕事をしているけれど、なかなかいい結果が出ないのです。苦しみ、もがきながら、さらに仕事を続け、切羽詰まった状況がずっと続いている時、ある瞬間にポッと自然に戻ったような気がするのです。非常に重圧を感じながら仕事をやっているのですが、その重圧がホッと抜ける。そういうときにパッと閃くわけです。そのヒントでもって仕事をすると成功する、というそんな事があって仲介のコツがわかりました。
よく火事場の馬鹿力と言いますが、精神が集中したときには、肉体的、物理的な力まで巨大なものが出ることがあります。
火事場の馬鹿力は、それを証明しているわけです。また、催眠術も同じ事で、「催眠」という形で精神を統一させられ、神経が集中した瞬間、本当にすごい力を発揮するということがあります。このように自らを追い込んでいくことによって、想像もつかないような物理的な力まで発揮でき、精神的な閃きも得られると同時に、想像もできないようなことができるわけです。そういう意味で、私は自分で自分を追い込んで、それに熱中する、没頭するということをやってきたわけですが、そこには、さらにもうひとつの効果があります。精一杯自分を追い込むと、その「精一杯やった」「これ以上やれない」という安心感が自分にありますから、あとは天命を待とうとするのです。
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