【公式】株式会社グランドホーム

グランドホームは、東京都武蔵野市吉祥寺市本町1-38-4に本社を置く不動産会社です。

自らを追い込む その2

自らを追い込む その2

 

ちょっとヘンかもしれませんが、私の場合には「精一杯やった。あとは天命を待とう。これで潰れるならしようがない」と思うのです。それは非常に大事なことで、普通、みんな中途半端にやっていて最悪の状態に落ち込んでいくものですから、精神的に非常に苦労をするのです。たとえば、もう潰れそうだ、金策がつかない、手形が落ちない。「ああ、あのときにやっておけばよかった」と心労を煩わせてしまうわけです。そうなると健康まで害してしまい、場合によっては命まで落としてしまうこともあるのです。しかし一生懸命にやって、あとは「ここまでやったんだから」と天命を待つこと。その安心立命ができるぐらいにまで、自分を追い込んでやるということがたいへん大事なのです。

 

 

 

困難な状況に遭遇しても、決してそこから逃げてはいけません。追い込まれ、もがき苦しんでいる中で、なんとしても、という切迫感があると、普段見過ごしていた現象にもハッと気付き、解決の糸口が見付けられるものです。火事場の馬鹿力という言葉があるように、切羽詰まった状況の中で、真摯な態度で物事にぶつかっていく事によって、人は普段では考えられないような力を発揮する事が出来ます。人間はえてして易きに流されてしまいがちですが、常にこれ以上後に退けないという精神状態に自らを追い込んでいく事によって、自分でも驚くような成果を生み出す事が出来るのです。とことんやったら後は天命を待つ事が出来る。中途半端だと不安で精神状態も不安定になるのです。ここが成功者と敗北者を分けるところです。 

 

成功する人と、そうでない人の差は紙一重です。成功しない人に熱意がないわけではないのです。違いは、粘り強さと忍耐力です。失敗する人は壁に行き当たったときに体裁のいい口実を見つけて努力をやめてしまう人です。「厳しい課題を課す」「板子一枚下は地獄」という言葉があります。

 

創業まもない企業の社員というのは、このような言葉で表されるような、明日の保証がない、危機的状況の中で賢明に働いていたはずです。ところが会社が発展し、豊かな状態しか知らない、新しい世代が増えてくるにつれ、社員の働く姿勢、意欲が変質してしまいます。それも当然かもしれません。鋼鉄製の船に乗った人に、「板子一枚下は地獄」の気分になれと言っても難しいと思います。危機的状況の中では、周囲の環境が怠惰を許さず、必死にならざるを得なかったのですが、設備もあり、資金もあり、という豊かで恵まれた環境で、ベンチャー精神を鼓舞して、新しい事業を起こすことは、精神的にはるかに過酷なことだと思います。

 

それでも、果敢にチャレンジするためには、環境に甘えることなく、自分を極限にまで追い込める精神力が必要です。

 

 

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