潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ その3
潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ その3
ですから、私はよく言うのですが、自分の人生、今からの人生は、今たいへん苦しい立場の人もおられると思いますけれども、自分の人生も、自分の会社の将来も、絶対悲観的に見てはいけません。今は辛いし、今は苦しいかもしらんけれども、きっと私の人生はバラ色で、素晴らしいものになる。ウチの会社は 今からものすごく発展するのだ、と。そういうことを絶対に思うべきなのです。ゆめゆめ先々、どうかなりゃせんだろうか、潰れはせんだろうかという心配をしてはいけません。絶対に自分の仕事や人生に対して、ゆめゆめ悲観的なことを思ってはなりません。絶対にうまくいくというふうに思い込みます。そうすれば、少しでも人生というものは拓けていきます、うまくいきます。これはもう鉄則なのですね。
新しい会社の計画を、3ヶ年計画、5ヶ年計画というふうに立てて、ウチの会社はこうやっていくぞと、その計画を社員に示し、それを引っ張っていくとするならば、それを成功させる鍵は不撓不屈の一心にあります。どんな艱難辛苦があろうともくじけませんよ、と。鉄をも、岩をも通すような一心不乱でオレは頑張るぞ、 と。つまりこうした不撓不屈の一心にあるのです。そしてその計画を、気高く強く一筋に、純粋に思い続けるということが成功の元なのです。新しい計画の成就、成功にはそれしかありません。そういうことを、私は言っています。
人間の無限の可能性を追求する その１
仕事において新しいことを成し遂げられる人は、自分の可能性を信じることのできる人です。現在の能力をもって「できる」「できない」を判断してしまっては、新しいことや困難なことなどできるはずがありません。人間の能力は、努力し続けることによって無限に広がるのです。何かをしようとするとき、まず「人間の能力は無限である」ということを信じ「何としても成し遂げたい」という強い願望で努力を続けることです。ゼロからスタートしたグランドホームが世界のトップメーカーになる、まさにこのことを証明したいのです。常に自分自身の持つ無限の可能性を信じ、勇気をもって挑戦するという姿勢が大切です。
人間の無限の可能性を追求するということは、「人間の無限の能力を信ずる」と言い換えてもいいかもしれません。「人間は誰でも無限の能力を持っています。それは自分で自覚をしていないかもしれませんが、それを信じてください」という風に。例えば学生時代それほど優秀ではなく、試験でもヤマが外れて０点を取っていたとする。その実績から見れば、無限に近い能力があるなんてことは信じられません。ですがあえて、私は「無限の能力があると信じなさい」と言うのです。
これは矛盾であり、100人にそういうことを言っても、誰も信じません。しかし、だからこそみんな偉くならないのです。
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