判断のものさしを備える
判断のものさしを備える
リーダーは毎日、部下から様々なことで相談を受け、決断しています。また家に帰っても、奥さんから相談を受け、判断をしていることでしょう。判断をするということは、問題を自分の中の“ものさし”と照らし合わせて決めるということです。しかし中には、ものさしを持ち合わせていない人を見受けます。自分の尺度がない為に、世間の常識や先例、他人の助言に自らの判断を委ねてしまっているのです。また、得手勝手なものさしを持っている人がいます。自分にとって損か得かということが判断の基準なのです。基準は確かに持っているのですが、利己的な判断をしてしまうのです。人生は、一つ一つの判断の集積で成り立っています。正しい判断がなされていれば、素晴らしい人生を送ることができるでしょう。そのためには、ものさしとなるべき哲学を持たねばなりません。その哲学とは、公平、正義、誠実といった、人間としての道理に基づいた考え方のことをいいます。これを、判断の基準、ひいては“人生のものさし”としていかなければなりません。
健康な心身が公正な判断を生む
リーダーは、健康にも細心の注意を払わなければなりません。それは、集団のトップとして決断を下すとき、自分の健康状態によって判断が異なるということでは困るからです。つまり、ある決断を下すとき、健康を害して体の調子が悪ければ、体力がついていきそうにないので、本来とるべき道とは異なる方向に決断を下すということがあるからです。このリーダーの指針が、集団を間違った方向へ導き、集団を不幸にさせるのです。極論すれば、リーダーは、自分の健康、体力に気を使わざるを得なくなったときには、もうその座を降りるべきだというくらいに私は思っています。その瞬間から公正で正しい判断ができない可能性があるからです。長年の経験や知識を生かすならば、リーダーではなく一社員として果たすことが可能です。リーダーは公明にして盛大、誠実なる心を持って、判断ができ、決断を下すことのできる人、言い換えれば、いささかの私心もはさみこまない精神と健康な肉体を備えた人でなければならないのです。
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