会社が発展するときには、間違いは往々にして起こるものです
会社が発展するときには、間違いは往々にして起こるものです
形成良好なときにこそ問題がでやすいのです。死ぬ前に人が後悔するのは、本当だったらできたのにやらなかったことだそうです。本当はあの人と結婚できるはずだったのに結婚しなかった。残念！間違った結婚と結婚しないことが違うのかは80歳になれば分かるでしょう。野村不動産が偉大な会社だとは思いません。20年、30年と揉まれ続け、いったん地獄へ落ちても、また這い上がってくるようでなければ、偉大な会社とは呼べません。グランドはここ数年は順調ですが、偉大な会社と呼ばれるまではまだまだ先です。自分を改革しましょう。ネット環境のある仲介会社ならば、必ずグランドのユーザーになってもらうことができます。はっきり言っておきますが、同業他社が、グランドよりも早く、土地の情報にアクセスし、ユーザーを横取りしているのに、皆さんはそれを放任しているのです。去年一昨年当時としての判断は正しかったとしても、状況が変わって現段階では間違っていることがあれば、思い切って直しましょう。グランドは大企業ではないのですから、間違いは正せばいいのです。何も恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは間違っても改めないことです。グランド文化のやり方からすれば、改めたことがさらに間違っていたら、また改めればいいのです。グランドユーザーの大部分は中小の販社と一次取得者ですから、必要とされているのは一対一の関係です。皆さんに聞きたいのは、私たちの御客様は誰なのかということです。仕入は大手の仲介業者で、販売は販社の中小企業であり、顧客は一次取得者です。自分の殻を破る事をせずに、売り上げ第一主義で、使命感を感じて働くことがなく、誰かの成長や創造を助けることができないのであれば、仕事をすればするほど心配になってきます。ですから、私たちの御客様が誰で、何をサポートしていくのかを、今、あらためて皆さんと共通認識を持ちたいのです。グランドがやらなければ、誰かがやります。自分が感動できない家で、人を感動させることはできません。自分が感動できない家で誰かを感動させるなど無理だと思いませんか。一人ひとりが国の発展、会社の発展の責任を負っています。平社員も同じです。自分に責任があることを自覚して初めて前へ進むことができるのです。もちろん、皆さんがまじめに頑張っていると信じています。遅くまで残業している人もよく見ます。しかし、頑張っても、残業しても進歩がないのであれば、進む方向、つまり、やり方が間違っているのではないかと自問自答すべきです。無数の小さな革新を積み重ねる。皆さんの愛するグランドのために、社内では率先して持続的変化を提唱して欲しいと思います。会社がバラバラになってしまわないように、革新を進めるにあたって何かアクションを起こしましょう。このアクションは今後も起こりうる危機を処理する為のものです。重要なプロジェクトだけでなく、無数の小さな革新を積み重ねましょう。管理職であれ、一般職員であれ、品質に集中し、大きなプロジェクトに集中する中で、一人ひとりの提案とその修正によって革新がなされます。グランドは大きな挑戦に直面しています。会社が急成長をしていく中で、どの事業部も人員が枯渇してしまった為、管理職は層が薄くなりました。それでも前に進まねばなりませんから、各事業部に人員を提供せざるを得ません。ここにいる皆さんで、その責任を負うしかありません。大人が皆出払ってしまったら、子供でも立派に家を守ることができます。あっちの仕事をやれ、こっちの仕事をやれと言われるかも知れませんが、皆さんでこの仕事をやるしかないのです。この半年間全力を傾けてグランドの家造りのレベルを向上させましょう。半年間の努力で5、6年の安泰を取り戻しましょう。
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