気概と実力
気概と実力
人は辛い思いをするほど気概が大きくなるものなのです。実力とは、失敗が積み重なってできるものだと考えています。グランドはエリート集団になってはいけません。協力はチームだからこそできることです。他の人があなたを英雄だと言っても、あなたは英雄になってはいけません。もし、自分で自分を英雄だと思ったら、下り坂の始まりです。平凡な人間が一緒に非凡なことをする。これがチームスピリットです。皆がチームのことを好きならそれでいいのです。
ストレスに弱く耐久力が無い為、体のいい理由をつけて、努力を止めてしまう。これはつまり、いい所取りしようする為、いつも中途半端になり、意思が弱く、物事を成し遂げた事がないということです。要求ばかり高くてあまり役に立たず、信用もできないので何かを任せる事ができません。彼らは辛い思いをした事がなく、うわついていて、意見がころころ変わり仕事もころころ変えます。いい歳して、何もわかっていない馬鹿。自意識過剰で、自分を賢いと思っている奴は、この世で一番馬鹿な奴です。
- 恐怖を感じている時こそ、頭を使って考えることを学ばねばなりません頭を使って考え、目で見てチャンスを捕まえなければなりません。生き残る人はチャンスを現実に変えることができる人です。小者は少しの痛手に大慌てするものですが、大将軍はゆったりと出陣します。そうでなければ、一番大切な時にやられてしまいます。将軍の優秀さは攻めている時でなく、撤退する時に現れます。危機的な状況の中で、いつ攻め、いつ引くのかを見極めてチャンスをつかみ取ることができなければ、企業の発展など望むべくもありません。私たちはまだ若い。少しくらい悪く言われたりしたからと言って何だと言うのです。
- 改革には痛みや喪失が伴います。
- 信じる言葉がなければ効果なし新しい社員には頑張ってもらわなければなりません。若い力は尽きることはありません。教育し、努力させ、手を差し伸べ、自分が学んだ文化を伝えることができれば、自分自身の成長も加速されます。ここにいる一人ひとりがやらなければならないことです。もちろん、グランドに多くの問題があることもわかっています。常に改良し続ける必要はあります。信じてこそ、効果があるのです。信じなければ効果はありません。
- 経験則を重視する企業での住宅開発やものづくりには経験則が不可欠です。理論だけでは家はできません。例えばシステム開発の場合、理論を勉強さえすれば誰でも理解できます。ところが御客様が求めることがどういうことなのかは、実際に自分で苦労してやってみないと決して分かりません。何をどこまでやったら御客様が満足するのか、これは経験則でしか分からない世界です。この経験則と理論がかみ合ってはじめて、すばらしい技術開発や家づくりができるのです。資産価値が高く安価な住宅をつくる。品質においても、競合他社より優れたものを、御客様に安定して供給できる体制がなければ事業はうまくいきません。私は、常々品質について「資産価値が高く安価な住宅」でなくてはならないと社員へ話してきました。これは、ゆくゆく御客様の家族が増えて、買い替えをする時に、価値が残り続ける優位さを感じさせる素晴らしい住宅という意味です。そのような住宅でなければ、御客様に本当に満足してもらうことはできません。見る者をして感嘆せしめるような高い品質の住宅が求められているのです。住宅には、つくった人の心が現れます。粗雑な人がつくったものは粗雑なものに、繊細な人がつくったものは繊細なものになります。私は、完璧な作業工程のもとに、繊細で集中した取り組みで、「資産価値が高く安価な住宅」をつくり上げるようにしなければならないと考えています。
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