【公式】株式会社グランドホーム

グランドホームは、東京都武蔵野市吉祥寺市本町1-38-4に本社を置く不動産会社です。

率先垂範する その1

率先垂範する その1

 

前線の指揮、後方の指揮、機を見て応変に「率先垂範する」とは、部下を従えて、先頭を切って仕事をしなさいということです。先頭を切って、自ら仕事をしなければなりません。これはリーダー論になりますが、リーダーというのは、率先垂範しなければならないと思っています。

 

ですから、先頭を切って自分で仕事をし、その後ろ姿で部下を教育する、教えるのが正しいことだと思って、私は最初から仕事をしてきました。ところが、リーダーが先頭を切って仕事をすることは本当に正しいのだろうかという考え方も一般にはあります。では、トップはどこにいるのが正しいのでしょうか。

 

中小零細で会社を始めた当時から、私にとってリーダー論は問題であり、疑問でありました。リーダー論の本を読みますと、トップ、つまり社長は最前線に出ることも大事かもしれないが、それによって大局を見誤ってはならないということがよく出てきます。経理の問題、教育の問題、人事の問題、総務の問題、または建築の問題、土地仕入の問題、そういうものを広く見渡して、すべてに的確に指示を与えていかなければならないのが社長ですから、そのためには全体が見渡せるような高い丘の上にのぼり、そこから全軍の指揮を打つのが正しいはずだということが、一般のリーダー論のなかにあります。

 

 

 また、そういうリーダー論を読んで、そういうことをやっている社長さんはたくさんおられますが、私はどうもそれが正解ではないように思うのです。一線の営業マンと苦楽を共にする。たとえば、戦争映画において、最前線で塹壕を掘って、土砂降りの雨のなか、そこに這いつくばり、敵から打ち込まれてくる銃弾のなかを必死で防戦しているようなことです。

 

たしかに、最前線の塹壕のなかで泥水をすすりながら兵を励まし、ともすれば崩れそうな自分の陣地の叱咤激励をし、最前線に踏み止まっている部隊長、大将は素晴らしいという評価もあると同時に、そういう考えなしでやっているものだから、その局面は守れたかもしれないが、一方の右翼、左翼の陣が打ち破られて、結局は敗走に継ぐ敗走をして全滅してしまったではないか、という意見もあります。あの考えなしの部隊長が格好よく最前線に行き、一部の兵に素晴らしい部隊長だと誉められて、それに酔ってしまっているものだから大局を見失ってしまって、わが部隊は全滅したという非難を受ける例もあるのです。

 

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