潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ その1
潜在意識にまで透徹する強い持続した願望をもつ その1
その潜在意識というのは、言っても皆さんにはピンと来ないかもしれません。一番いい例は、皆さん自動車を運転されると思うのですけれども、最初に教習所でもって、自動車運転を習い始めるときには、たとえばハンドルをこう持って、「こうですよ。ギアはブレーキがこれで、これはアクセルで、これはクラッチで、このクラッチを踏んでギアチェンジをして」というところからスタートします。それを教わりますと顕在意識、つまり顕れている意識で覚えるわけです。覚えて、はい、その通りやってごらんと言われると、もう手と足がバラバラになって、教習所の先生に怒られるわけです。
つまり、頭で考えていることと、手と足がバラバラになってうまくいかないということを経験されたと思います。しかし何日もやっているうちに段々うまくなっていきます。
うまくなっていって、免許をとって、今では車に乗っておられると思うのですが、別に運転をして、クラッチを踏もうか、ブレーキを踏もうか、アクセルを踏もうかと思って踏んでいる人は誰もいませんね。危なくなると勝手にブレーキを踏んでいますし、道路のあの狭い道をうまくスイスイスイと、対向車がきてもすれ違いも、本当に狭いわずかなところをきれいにすり抜けて通っていくという軽業みたいなことを毎日やっておられる。このように顕在意識を使わなくても、隠れた潜在意識で日々運転をしていると思います。一度潜在意識として刷り込まれると、誰でもその潜在意識を活用することが出来ます。つまり、強く持続した思いが潜在意識となって実現するというのは、普遍的な原理であるといえます。
何も潜在意識を使う、使わないは関係ないのです。そのプロセスのひとつとして 潜在意識を使うこともできるということです。どうしてもこう在りたいという強い願望というのは、必ず実現します。これはもう自然界のなかにおける普遍的な原理なのです。 その原理を、みんなあまり信じていないのです。持続した強い願望なので、ちょろっと考えただけではダメです。いや、3日考えたらいいのかというと、3日ぐらいじゃいかんのです。では1年はどうか。1年ぐらいじゃあ、なりません。ものすごく強く持続した願望が実現するというのは事実なのですけれども、それがポッと思ったら、ポッとなるというふうに、1+1=2というふうになっていれば、みんなが信ずるのですけれども、それが1年かかっても実現しない。
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株式会社グランドホーム
採用担当
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