【公式】株式会社グランドホーム

グランドホームは、東京都武蔵野市吉祥寺市本町1-38-4に本社を置く不動産会社です。

知識より体得を重視する

知識より体得を重視する

 

「知っている」ということと「できる」ということはまったく別です。たとえば、土地の仕入をするときのマーケティングの予測一つをとってみても、この事実はよくわかります。文献などで得た知識に基づいて、同じ条件でマーケティングを行ったつもりでも、実際に得られる結果はその都度違ってくるということがよくあります。

 

本の上での知識や理屈と実際に起こる現象とは違うのです。経験に裏打ちされた、つまり体得したことによってしか本物を得ることはできません。このことは営業部門であれ、建築部門、管理部門であれ、全く同じで、こうしたベースがあってこそ、はじめて知識や理論が生きてくるのです。たとえば、文献でも本でも書いてありますがその通りのマーケティングをするとします。

しかし文献には東京で城南地域と城東地域、及び各地域によって地域性があり間取りも好みも違う傾向があるとは書いておりません。城東方面ではLDKが広く各部屋が大きいよりは4LDKとれていて一部屋あたりが小さくLDKがそこそこの広さでも間取りが多い方が好まれる傾向があります。つまり、ファミリー層が多いのです。

 

また、城南方面では小さい部屋で4LDKあるよりは3LDKでいいからリビングが広い間取りが好まれるという傾向があります。つまり、ディンクス層が多いのです。どのくらいの建築費で、狭くてもこの位の大きさの企画が最低条件、広くてもこの位の企画の大きさでよいという判断材料になる地域性の中身、またはどういうたぐいの質問で仲介に何を聞けばいいかということは書いていません。また、電話で聞けばいいとは書いてありますが、いきなり仲介に電話をして聞いても中々まとを得た回答をしてくれる人には当たりません。ですが、どういう設定でどういう背景の中で、と仲介にイメージして頂ける様な話し方をして、市場価格(相場より少し安い価格)と即完価格を教えてほしい、物件があがれば御社にも情報を送らせて頂きますからと、教えてくれた仲介にもメリットがでるように相手の立場にたって、そこまで話して、初めて親身に対応していただけるようになるのです。そこまで話して聞く、と本には書いていません。

 

それらは全て自分の経験でやっていかなければならないわけです。グランドホームも自分の専門ではない分野にまで入っていくときには、技術屋を使います。その技術者が言う話を、知識として言っているのか、実験をし体験をして言っているのか、分けて聞かなければならないのです。たとえば、最初に不動産というものがあって、その中の住宅を使ってあるものを作っていこうとするときに、元々の住宅の作り方もわかっていない、作ったこともない、理屈だけしか知らないのに、その上にあるものを作って行こうとするなんて、いくら実験してみてもうまくいくはずがありません。

 

「知っている」事と「できる」ことは違うのです。学問が進んでいますから、みんな頭でっかちになっています。そして本人自身も、その理屈だけで、あたかもできるかの如く錯覚をしているわけです。ですから、そういう若者達には実践を通じて、「それを裏打ちしてみい」と言うことが必要です。「ウチの会社に来たなら、おまえがそうすれば売れると思うなら、おまえに車を1台貸してやる。売ってみい、そしてそれを証明してみい」 そうやって若者に頭をぶつけさせ、自分で体得したものを彼らに作らせるのです。そうすれば、理論があるだけに鬼に金棒になっていきます。これはコンサルタントの場合もそうです。

 

有名なコンサルタントを雇って指導を受ける場合には、その人に実績があるかどうかを見なければなりません。皆さんは理屈を知らないかもしれませんが、実践で感覚を掴んでいるので、机上のコンサルタントよりも遙かに偉いと言えます。ですから、理屈ばかりこねくりまわすようなコンサルタントにお金を払い、教えてもらうことぐらいバカらしい事はないと思います。話を聞くなら、実績のある人です。自分でやり、自分の身体でわかっている人の話を聞くのならいいのですが、理屈だけの話には何の値打ちもありません。

 

 

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TEL:0422-28-7847

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