2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧
ベクトルをあわせる その3 この目標に賛同できない人がいたら、会社を去ってもらいます。もし、できそうにないと考えるなら、やはりその人にも会社から離れてもらいます。もし私たちがまともじゃないと思う人、もし上場だけを待っている人、もし会社を害する…
ベクトルをあわせる その2 組織においても、各人が全く自由な発想のもとに行動し、それでいて調和がとれているというのが、最高の姿だと思います。しかし、私の経験からすれば、これは理想であって、実際のところは力がそろわず、決してうまくいくことはあり…
ベクトルをあわせる その1 「ベクトルを合わせる」ことは、「全員参加で経営する」ということと同じことです。また、「進むべき方向を合わせる」ということでもあり、わが社はどういう方向へいくのかということを全員が共有しなければならないということな…
経営十二ヶ条 その2 強烈な願望を心に抱く。 誰にも負けない努力はどうしたらできるのでしょう?まず、仕事を好きになることです。その上で「こうしたい、こうなりたい」という強い願望を抱き、潜在意識まで浸透させることです。思い込んでいくうちに願望が…
価格は市場で決まる 私は、原価主義、つまり原材料費に諸費用を加え、利益を上乗せするという積み上げ方式で、価格を決定することはありません。一般には、価格というものは、競争原理における市場メカニズムで決まっていきます。つまり、御客様が価格を決め…
目標を高く持つ 会社がいかにあるべきかということについては、様々な議論があります。しかしその場合に「どういう会社にしたいのか」という企業としての目標を抜きにしては何も語れません。もし、それが「ナンバーワンを目指す」というような高い目標である…
信頼は自らの内に築く 信じられる人間関係がなければ、企業経営は成り立ちません。では、信じあえる人間関係とは、どのようにしてできるのでしょうか。私は、最初、信じられる仲間をつくろうと思いました。つまり、自分の外に、信頼関係を求めたのです。しか…
自分自身を磨く リーダーともなれば、忙しいとは思いますが、是非自分を磨くようにしてほしいのです。仕事に一生懸命励むのは素晴らしいことなのですが、それだけでは人間的にも技能的にも、職場のレベルに留まり、世間に通じない人間になってしまいます。ま…
判断のものさしを備える リーダーは毎日、部下から様々なことで相談を受け、決断しています。また家に帰っても、奥さんから相談を受け、判断をしていることでしょう。判断をするということは、問題を自分の中の“ものさし”と照らし合わせて決めるということで…
現状を改革し、創造する リーダーは、常に創造的な心を持っていなければなりません。常に新しい何かを求め、創造していくという考え方を持っていなければなりません。クリエイティブな何ものかを常に集団に導入し続けていかなければ、その集団の継続した進歩…
エネルギーを注入する いいテーマを部下に与えても、当人が燃えてくれなければ仕事が成功しないのはいうまでもありません。物的な条件をすべてそろえてあげても同様です。逆に、物的な条件は不十分でも、「どうしてもこの仕事をやらなければならない」という…
自己犠牲が信頼をもたらす リーダーは、自己犠牲を払う勇気を持っていなければなりません。集団として何かをなさんとすれば、必ずそのためのエネルギーが必要です。つまり代償が必要なわけですが、それはリーダーが率先して払うべきものです。リーダー自らが…
精神の骨格をつくる 自分を高める為に読書をしてほしいと思います。真剣になって、よい本を読むという事をぜひとも行っていただきたいのです。私は、仕事で遅くなったとしても、あるいは御客様とお酒を飲んで帰った夜も、必ず本を読みます。読むといっても机…
情熱が物事を成就させる 人を判断するに当たっては、才能、能力をよく見なければなりませんが、私は情熱も重視します。情熱さえあれば、自分に能力がなくても、能力のある人を自分の周囲に配すればいいわけですし、資金も設備もなくても、自分の夢を一生懸命…
3年で6年分の能力を身につける(並みを超える) 現在の学校制度では、学校を落第しない程度に要領よく60点を取った者と、努力して常に80点以上を取った者とが、同じように卒業していきます。しかし両者は、点数にすればわずか20点ですが、実は大変な差がある…
未来を開く 明治維新のように、大きな変動が予想される時代では、それにふさわしい若い力が、勇気と自信を持って台頭してこなければ、将来は開けません。 しかし、ただ若いだけで、その得点が自動的に与えられるわけではありません。未来を開くのはどんな若…
本能心を抑える 人間には、「本能心」と「理性心」があるといいます。 本能心とは、闘争心、食欲、性欲、嫉妬など、自分の肉体や生命を守ろうとする心のことです。私たちは、この本能心を判断基準にして、物事を決めていく場合が多いのです。しかし、これで…
筋を通す 「話に筋が通る」とか「筋が通らない」とか言いますが、この“筋”とは、人間の精神の指標のことです。その人が持つ判断基準、いわばフィロソフィーと言い換えてもいいでしょう。皆さんは、それぞれの立場で判断を迫られることがあるでしょう。そして…
任せて追求する 大きなルール(工程期間)だけを決めて、「おまえ、ここを守れよ」と任せる。その後は、毎月、実績を追求する。 ・自分自身の分身がほしい。 ・責任感や危機感を持つ人を何人つくりあげるか。 ・社長・会社の考え方・価値観に共感し、 黙々と…
ずっと正しいと思っていることに疑問を持つ ウオルマートは世界に4、500ある店舗の店長を全員アメリカの本部へ呼び寄せ、一緒に会議をして報告をし合ったら解散、ということをやっているそうです。面白いですね。ウオルマートは開業当時17店舗しかなく、一堂…
会社はあなたを育て、価値のある人間にします 5人の副社長は7人の副社長を育て、5人の部長は25人の部長を育てます。もし50人の部長が3人になってしまったら、元も子もありません。現金は道具の一つであり、借りることができます。優秀な人材を求める人は多い…
夜なきうどんと経営 その2 「かまぼこ」「揚げ」「ネギ」にしても、スーパーマーケットに行って買ってくる者もいれば、工場や農家から直接仕入れてくる者もいるでしょう。この様に材料の仕入にしても、色々なやり方があります。そして、肝心なのが売値です…
ダブルチェックの原則 ダブルチェックとは、経理のみならず、会社の中の人と組織の健全性を守る「保護メカニズム」です。ダブルチェックをすれば会社の業績向上に貢献するだけではなく、人を罪に陥れるようなこともなくなると思い、それを徹底させてきました…
一対一対応の原則 その2 モノだけ先に出て、伝票が後になるとか、その逆にモノは来ているけれど伝票がない、ということがあったりするのです。どんな理由があるにせよ、これを許していると、間違いが起こりやすくなり、当然、会計数値も信頼のおけないもの…
キャッシュベース経営の原則 その3 すでに過去のものとなった事実に対して、これからアクションを起こすことは不可能です。経営はあくまでも「リアルタイム」で、眼前の事実と渡りあわなければなりません。通常、決算は経理が何日も費やしてようやくまとま…
キャッシュベース経営の原則 その3 すでに過去のものとなった事実に対して、これからアクションを起こすことは不可能です。経営はあくまでも「リアルタイム」で、眼前の事実と渡りあわなければなりません。通常、決算は経理が何日も費やしてようやくまとまり…
キャッシュベース経営の原則 その2 何度も繰り返して使えて、その価値が残るものは、会計上資産とする事になっていますが、「本当に財産としての価値を持つものなのか、そうでないのか」いうのは、経営者が判断すべきものです。そして、その判断の良し悪しの…
キャッシュベース経営の原則 その1 「キャッシュベースの経営」というのは、「お金の動き」に焦点をあてて、物事の本質にもとづいたシンプルな経営を行うことを意味しています。会計はキャッシュベースで経営をするためのものでなければならないというのが…
意識統一 5人10人の会社に求められることと60人から100人の会社に求められることは、御客様的にも社会的にも大きく違うと実感していきます。私1人が目を光らせてどうこうのレベルではなく、社員1人1人が経営者としてグランドの社員として会社を作りあげ…
ダブルチェックの原則を貫く 人は誰しも単純なミスを起こすことがあります。また、してはならないと知りながらも、つい魔が差したように不正を行ってしまうことがないとも限りません。こうしたミスや不正を防ぐためには、複数の部門や人が関わるダブルチェッ…